世界遺産登録 | ||||
48.東京オリンピック招致 2013/09/18 47.私の視点 2013/09/02 46.世界遺産登録 2013/07/24 45.犯罪被害者給付金 2013/07/17 44.ハンバーガー1個 で東名高速が 通行止め? 2013/07/08 43.A chain is as strong as its weakest point 2013/06/24 42.手抜き工事 2013/05/15 41.父の思い出 2013/03/29 40.経済は一流、 政治は二流 2013/03/14 39.官僚の裁判官では 裁判は無理 2013/02/25 38.結局は趣味の違い? 2013/01/31 |
に反対と声を上げると、何だか袋叩きにあいそうな世の雰囲気である。同じことが、オリンピック招致運動にも言えるが、オリンピックの方は、まだ誰がどんな理由でやりたいのか見当がつくが、世界遺産に至っては、一体、誰がそれを望んでいるのか、又、何故それを望んでいるのか、私には、さっぱりわからない。ほとんど何もその仕組みは知らないが、世界遺産に登録されていいことなど、何もないように思うのだが? 先日、富士山が登録された。そして、人がどっと押し寄せたとのことだった。もし、この人がどっと押し寄せてくれるのが、その目的なら、そんな現象は、マスコミが集中してニュースの種として取り上げた結果であり、長続きするわけがないと思うのだが、どうであろうか。あれだけ、毎日毎日、富士山・富士山、あるいは三保の松原と、騒がれれば、そりゃあ、人がやってくるであろうが、それは、広告費にすれば数億円は下らないであろうマスコミ報道のおかげであり、富士山自体には何の変化もない。 私などは、個人的に愛着を感じている熊野古道や熊野の神社が、世界遺産に登録されてから落書きや見物人の増加による弊害で困っているという話しを聞くたびに、そもそも「何で、申請したんだ」「頼まれても、断るのが筋だろう」と反感を覚えている。本当に、誰が音頭をとって、こんなつまらない運動を仕掛け、又、それに乗っかろうという人たちがいるのか、さっぱり分からない。少なくとも、熊野も富士山も、その保護に登録が必要とも役立つとも全く思われない。 もし、観光産業の活性化のための登録であれば、ミシュランの 三つ星ではないが、それは、観光業者が自主的にやればいいことであり、又、もし、発展途上国等の特殊事情から、その保護手段が必要なケースがあるなら、端的にそのようなものとして保護すればいいのであり、こんな分けの分からない制度を組み込むべきではない。こんなことを言っても、これで得をしたい人、儲けたい人、の声は大きく取り上げられても、「そんなの必要はない」といった消極的な意見は、ほとんどマスコミに取り上げられないのが現実である。こうして、世の中は、着実に悪くなっていくとすると、何とも、気分が滅入るところである。 |
|||
アーカイブ 2024年 2023年 2021年 2020年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 |
||||